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2019.04.11

【はちおうじ庭球塾 2年目始動】

 2018年4月に始動したはちおうじ庭球塾。早いもので2年目に突入しました。去年スタートした時、まずはフォアハンドとサーブを徹底して行おうと決めました。一年経過し、サーブ・フォアハンドはもちろんのこと、ボレーやスマッシュ、ゲームメイクなどレッスン中多岐にアドバイスをしている自分がいることに気が付き、一年という短い期間の中で、ジュニア達が予想以上に強くなり、より多くのアドバイスが必要になっていると感じました。

 文字通り0からスタートした1年目。私のマネージメント能力不足から様々なご迷惑をおかけしましたが、はちおうじ庭球塾のジュニア達、ご両親の方々には本当に暖かくサポートを賜りました。皆様のご協力なくして、無事2年目を迎えることはできませんでした。この場を借りて感謝申し上げます。また、コート使用のわがままや、時にジュニア達とヒッティングしていただいている八王子テニススクールの上野さん、本当にありがとうございます。テニスツールやストリングだけにとどまらず、レッスンにも参加しアドバイスをくださるバウンサーの長坂さん。忙しい学業の傍ら、熱心に指導してくれるアシスタントコーチ達。自身の練習や試合で忙しい中、お越しいただいた小野田プロ・田村プロ。皆々様のお蔭で充実した選手強化ができております。また、対抗戦等快くご快諾いただきました、スクール・アカデミーの皆さま、本当にありがとうございます。

 ジュニア育成である以上、選手強化が第一であることは間違いなく、2年目もその一心で進んで参ります。しかしながら、自己の反省として、そう思われないように伝えているつもりでも、時折選手たちにより早い上達・結果を求めているように感じます。選手、とりわけ成長期過程にあるジュニア達は、いつどのタイミングで急成長するか誰にもわかりません。何より、テニスを好きでない限り、厳しい練習やトレーニングを続けることはできません。選手強化だけに固執するのではなく、ジュニア達が如何にテニスを好きで、自分自身を磨き続けることを、選手自身が心の底から思えるよう指導していきたいと考えております。

 ジュニアを指導するにあたり、分かっていても高校三年生、ジュニアを卒業する18歳までを一つの区切りと考えてしまい、詰め込んだ指導になっているのでは?!大学生や社会人になった元ジュニア達と時々話をする中で、残念ながらテニスを辞めてしまう、テニスが好きでなくなってしまった選手が多くいます。一つの側面として、それまで文字通り全身全霊でテニスに取り組んできたので、そのような考え方に至ったのでは?!テニスを自分なりに突き詰めた結果なのだから、むしろ良いのではないか?!しかしもう一方の側面では、指導する側がテニスの楽しさや好きである気持ちに背を向け、勝つ事のみ追求した結果、選手たちの心がテニスから離れてしまったのでは?!とも同時に考えてしまいます。

 改めて自分が中心となり、大事な青春時代に影響力の強い立場として携わらせていただいている事を、常に頭の中心に置き、日々選手育成に邁進していかなければと思う次第です。今週末には小学生大会も始まり、夏に関東ジュニアにも出場できる選手もいます。2年目もはちおうじ庭球塾カラーを前面に押し出し、皆様のサポート、叱咤激励をいただきながら、ジュニア達には思う存分テニスで己を磨いてほしいと思います!!

 と言いつつ、2年目初日は雨スタート・・・。テニスだけでなく、トレーニングもしっかりするようにと、お天道様が言っているのでしょう!!みんな、がんばるぞ!!

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